一時帰国で買い出しをしてみた で書きましたが、一時帰国したとき大量の買い出し品と実家に預けていた荷物をマレーシアに運びました。その重量は結果的に23Kg。
20Kg以上は運ぶであろうと想定はしておりましたが、とてもバックやバックパックで運べる重量ではないのでキャリーカートを購入しました。トラタロウはバックパッカーですので、基本旅行の荷物はバックパックで運んでおり、車輪のついたカート系は使うのも買うのも初めてです。
※ バックパッカーを直訳すれば「バックパックを背負う人」でしょうが、トラタロウは「自分の力で旅をする人」と解釈しています。
自分の旅に必要なアレコレを自分でするには両手が空いているほうが便利。するとカートよりもバックパックが便利。そこで多くのバックパッカーはバックパックを使う、という順番ですね。バックパックを背負っていてもパッケージツァーの参加者はバックパッカーではありませんし、カートを引いていても「自分の力で旅をする人」はバックパッカーです。
基本自分で旅を作るバックパッカーはなかなか大変。それなりの体力・知力・語学力etcが必要になります。トラタロウは生涯バックパッカーであり続けられたらいいなあと思っています。
どんなキャリーカートがいるのかな?
必要条件① 耐荷重が大きい
20Kg~25Kgの荷物が積めること。
持ち帰りたい品物を想定すると最低20Kgぐらいにはなりそう。今回はフィリピン航空で30Kgまで運賃に含まれていますが、重量枠全部は使わないでしょう。
重量枠を購入するLCCだと最低が20Kgで¥4000ぐらい。今後も20Kgぐらいの荷物を運ぶ可能性が高いですね。
耐荷重20Kgのカートもありましたが、ギリギリではちょっと心配。なにしろ途中で壊れたらすごく面倒なことになりますので。
必要条件② なるべくコンパクトにたためる。
行き帰りのフライトでキャリーカートは、手荷物に入れて機内に持ち込む予定なので大きいと困ります。デイパックに入るぐらいのサイズが絶対条件。
必要条件➂ なるべく軽量
手荷物は7~10Kg以内のフライトが多いので、重いキャリーカートは困りますね。ただ軽い物は耐久性が低い傾向にあるので、重量と耐久性のかね合いが大事です。
必要条件④ 足回りが頑丈であること
取っ手の部分の破損も困りますが、どうにもならないのが足回り(車輪)の破損。できるだけ車輪が頑丈そうな物がほしい。
とまあ以上の条件を満たす商品がないかとネット通販市場を探しました。大きい小さい、重い軽い、高い安いと色々な商品がありましたが選んだのはこれ。
税・送料込みで¥3480
価格的には¥2000を切る商品もありましたが条件を満たしません。
必要条件を満たしているか確認です
商品は申し込んだらすぐきました。カタログではスペックを見ていますが、実物はどんな具合か確認してみます。
必要条件① 耐荷重が大きいかな?
これが一番大事。耐荷重20Kgの商品もありましたが、ギリギリすぎて使う気にもなりません。逆に耐荷重80Kgのやつはもう業務用。大きさや重さの条件が合いません。
両者の中間がこれで耐荷重55Kg。想定運搬重量の2倍の耐荷重があればなんとかなるかな。これは見た目では分からないのでカタログを信じるしかないですね。
もう一つこれを選んだポイントが荷台の拡張機能があること。
通常24cmの横幅が部分的ですが37cmに拡張できます。わずか+13cmですが荷物の全重量を受け止める部分で、重量の拡散ができるのは大きいと思いました。
実際に使ってみた時に、非常にマズイ事態が起こりそうでしたが、この拡張機能のおかげで回避できたと思われます。詳細は後程。
必要条件② なるべくコンパクトにたためるかな?
持ち手を最大に伸ばした画像です。たたんだ状態だと少し大きなデイパック(31リッター、機内持ち込み用)に無理なく収納できました。
このデイパックは下部を拡張することができるのですが、その機能を使わなくてもOKでした。
必要条件➂ なるべく軽量かな?
重量はカタログ通り2Kgでした。1Kg程度の商品もありましたが、これは耐久度が低そうでパス。
逆に2Kg以上あると7Kg~10Kgの制限がある手荷物の重量枠を圧迫します。
重量と耐久度のバランスが取れているのは2Kgぐらいかな。チタンとか軽量で丈夫な素材の製品があればベストかもしれないが、価格がすごいことになりそう。
必要条件④ 足回りが頑丈であるかな?
車輪はメインの大型輪(10cm)と補助輪です。ホームセンターなどで売られている安い商品に比べると本体も取り付け部も頑丈そうです。
でも、これは実際に荷物を載せて使ってみないと分かりません。
ぶっつけ本番で使ってみた
荷造りも終了。実際にキャリーカートに載せて試験運用してみようと思ったら雨。実家のマンションの廊下でしか試せませんでした。マレーシアに戻る行程でほぼぶっつけ本番の使用です。
地下鉄で駅に向かいます。固定ロープが4本あり、荷台を拡張すれば荷物はかなり安定します。
駅・空港など床面がなめらかな場所なら、固定ロープ2本でもいけそうです。でも横に倒れるような状況だとロープ4本でも固定しきれない、と感じました。
機動性は非常に良い。直線進行は軽いし、方向転換、回転もなめらか。ポイントはメイン車輪が車軸で連結していなくて、独立して回転できること。曲がる時は内輪・外輪で動きに差ができるため、両輪が独立していないとうまく曲がれません。
大八車とリヤカーの違いですね。両方とも身近に無いので例えにならないかな?
初めてキャリーカートを使ったら感動ものでした。担いだらとても運べないほどの重量物をわずかな力で運搬できるのです。
車輪ってすごいなあ、と実感しました。
車輪は人類最大の発明です
車輪なんてどこにでもあるので、誰でも思いつく物と考えてしまいますが、それはとんでもない間違いです。世界の車輪の全ては5000年以上も前にメソポタミア(現・イラクのあたり)で一度だけ発明された品が広まった物が起源です。
別な言い方をすると、古代メソポタミアを除くと車輪を独自に発明した痕跡が一切無いということです。車輪は地続きの場所や渡海しやすい島にはすぐ伝播しましたが、南北アメリカ大陸のような隔絶された地域には伝わりませんでした。インカ、マヤ、アステカ文明には白人が侵入するまで車輪はありませんでした。
もしこの世に車輪が無かったら、人類の歴史は全然違うものになったでしょう。
問題も無いわけではないです
何回も使ってみなければ正確な評価はできませんが、初めて買ったキャリーカートはなかなか使えるヤツでした。でも問題もありました。
カタログを見ていた段階で荷台につながるこの膨らみが気になっていましたが、やはりダンボール箱載せると邪魔でした。固い箱やダンボールなら大丈夫でしょうが、スーパーでもらってきた「おせんべい」用のダンボールは薄く柔らかいのでつぶれました。
つぶれる部分にPCやら精密部品を置かなければ実害は無いと思いますが。
下段のダンボールの両端が少しタレているのが分かりますか? 細長くて柔らかいダンボールに重い物を詰めたので、しだいに両端が下がってきました。
荷台の拡張機能があったためか、使用時間が短かったためか地面をスルほどにはならなかったのが幸いです。
最悪スレて穴が開く可能性がありますね。
メイン車輪には滑り止めのためゴムが張ってあります。なめらかな舗装道路では問題ありませんが、クアラルンプールに戻ってバス停から自宅の間にある傷んだ舗装道路が問題。ゴムに小石がめりこんでボロボロになります。遠回りをしてでもこの道路は避けるべき。
このキャリーカートの素材はPVC(ポリ塩化ビニル)です。略して塩ビと呼ばれ、パイプなどの素材として知られます。割と丈夫な素材なので接合部さえ大事にすれば簡単に壊れないはずです。
ところが気づいたら柄のパイプにくぼみができていました。写真をチェックすると仙台ー羽田のバスの貨物室内でできたようです。どんな力がかかったんだ?
これがアルミ素材だったらくぼんだ部分がだいぶ弱くなってしまいます。塩ビなので大丈夫かな? 大丈夫であってほしい。
これから一時帰国のたびに活躍を期待するキャリーカートでした。
コメント
コメント一覧 (1件)
パパタロウです、久しぶりです。君が5月初旬に来訪し23日にマレーシアに帰省する前に、日本で、いろいろな買い物をしたり、持ち帰る品物の整理、運搬の準備などをしていました。とても私が口出しするようなレベルではないので黙って見ていましたが、今回この投稿を見て、運搬車をどうするか、荷物の仕分け、包装をどうするか、国内の輸送、航空便の活用、自国についてからの搬送などなど、の全てを考えながらの対応作業であったことを今になって身近に感じ感心しています。 これからも無理のないように、楽しんで投稿を重ね、君の投稿に関心を持たれている方々と、共に有益な時間を共有されることを願っています。 それでは又。