1ヶ月に渡る断食期間であるラマダン(イスラム暦9月)が終わるとマレーシアではハリラヤプアサ(アイデルフィトリ)というお祭り期間に突入。マレー系住民は様々に楽しんでいますが、友人・知り合いを家に招きご馳走をするオープンハウスもよく行われます。
一般人のみならず政治家も自分の地盤の住民にご馳走をする習慣があります。さすがに自宅には招きませんが、会場を作ってオープンハウスを行うのです。マレー系住民の多いカンポンバルで行われた政治家のオープンハウスに行ってみました。
オープンハウス開催のバナー発見
4/19(金)カンポンバルを通りかかるとこんなバナーがありました。日付以外はマレー語で分かりませんが、スマホ翻訳してみます。
間違いなくオープンハウスの通知です。主催者はジョハリ・アブドゥル・ガニ氏、カンポンバルを含むティティワンサ地区選出の議員でプランテーション・商品大臣(日本にはない省庁ですね)を務める大物政治家。
オープンハウスは誰が行ってもOKという催しなのでマレーシア人でも、イスラム教徒でも、ましてや有権者でもないけど行ってみました。
入り口にはお出迎え係の女性陣。「スラマッ・ハリラヤ」(ハリラヤおめでとう)と声をかけると「よく来たな、入れ入れ」という感じで迎え入れてくれました。
どんな屋台があるのかな
飲食物は屋台が設置されていて、自分で取りに行きます。どんな屋台があるのか一回りしてみましょう。
30軒ぐらいの屋台がありましたが、伝統的というか古典的というか昔からのマレー料理・菓子がほとんどです。普通の屋台村で見かける洋風というか今風の食物はありません。
まあ、対象がマレー系住民なので無難な選択ですね。
色々といただいてみました
プトゥ・バンブー・トラディシ は米粉とヤシ砂糖の生地を細い竹筒に入れて蒸しあげる伝統菓子。最近はあまり見ないが、マレー系の多いこの会場ではうけるな。
会場の風景
政治家が地元民をもてなす催しですが、現代の日本なら贈収賄になりそう。でもマレーシアでは首相まで行っている年中行事です。
コメント