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スリランカに行く準備をしてみた

やはり最安値はエアアジアでした

 トラタロウがリタイア後にマレーシアに住む選択をした理由のひとつが「海外旅行」。マレーシアを拠点にして、東南アジア南アジア西アジア諸国に行こうという算段です。これらの国の多くは物価が安くて、興味深い文化が多いので好きな地域。日本から行くと航空券がそれなりに高いですが、マレーシアからなら近いのでリーズナブル。
 今年3月にベトナムに行きましたが、ホーチミン往復なら航空券がすごく安くて良かったです。これに味を占めこんどはスリランカに行く企画を立てます。
 航空券、ビザ、海外旅行保険などの手配をしてみたのでまとめてみました。

※ 明日から3週間ほどスリランカに行きます。旅行期間中当ブログの更新はお休みさせていただきます。

目次

なぜスリランカに行くのかな

 トラタロウは自慢ではないが(こう言う人はたいがい自慢しています)世界83ヶ国に行きアジアの国々はだいたい行っています。
 今の時期は大陸側諸国がモンスーン(季節風)の影響で雨季にはいっている場合が多いです。旅行中暑いのはしかたありませんが、雨は避けたいですね。
 調べてみるとスリランカの7月は乾季ではありませんが、比較的雨が少ないようです。
 スリランカには2000年(平成12年)の年末、1週間ほど行ったことがありましたが、駆け足旅行。今回は3週間ほどかけてノンビリ滞在予定です。

旅程
2000年時の旅程、後半はインドにも
行ってます

 前回は仏教遺跡や世界遺産シーギリアロックなどを見て回りました。見所が多く、交通の便などは悪いですが物価は安く、現地人も親切で良い国でした。2022年にデフォルト(債務不履行)を起こして治安も不安定になりましたが回復傾向にあるとか。

スリランカ1
仏教国なのです
すr2
巨大な岩の上に宮殿跡が残る
シーギリアロック
スリランカ3
スリランカ4
ポロンナルワの涅槃仏

良い航空券はあるかな

 航空券を探すサイトは多いですが、トラタロウは日本にいた時から価格と使いやすさで「スカイスキャナー」を主に使っています。
 マレーシアでも使えるのでクアラルンプール⇔コロンボの航空券を検索。結果としてLCCのエアアジアが最安でフライト選択肢も多かった。
 というか、この区間を飛んでいるLCCはエアアジアだけですね。

エアアジア1
エアアジアのプラン
エアアジア2

 このフライトの組み合わせで1人往復917リンギッ(約¥30261)。ちなみに片道2時間のフライトだったホーチミンは¥12000ほど。4時間のフライトとしては高い?
 まあ1ヶ月前に予約したので高いのかな、と思って3ヶ月先のフライトを検索してみましたが同じような価格でした。
 この価格は運賃のみで、LCCの場合受託手荷物は有料で片道¥8000以上します。でも暑い国なら衣料は少なくてすむので7キロ制限の機内持込手荷物だけで行くつもりです。

荷物有料に
KL・コロンボ間の荷物料金、往復だと2倍
荷物
これがエアアジアでベトナムに行った
時の荷物。デイパック1ヶでOK

 マレーシア航空も直行便を出していますが、同じようなフライトなのに往復1739リンギッ~1960リンギッと2倍くらい高い。受託手荷物や機内食を考慮しなければLCCがお得です。

マレーシア航空

 「スカイスキャナー」には「誰がこんなフライト選ぶんだ」というようなプランが載っていたりします。

 このマレーシア航空とスリランカ航空の組み合わせ往復だと、往路シンガポールで乗り継ぎはいいとしても料金は6336リンギッ(約¥209088)。本当にこれ選ぶ人いるの?

※ エアアジアのKL・コロンボ往復フライト時刻表を見て疑問が出ました。帰り(東へ飛ぶ)より行き(西へ飛ぶ)のほうが30分ほど早く着きます。日本だと西から東へ吹く偏西風の影響で西に飛ぶほうが時間がかかるのに変だな?

 調べてみたらこのルートは東から西へ吹く貿易風の影響を受ける場所でした。西に向かうフライトは風に乗るので早いのです。
 「ところ変われば品変わる」といいますが風の影響も場所によって違うのですね。ちなみにブラジル人の感覚は「北」は暑く、「南」は寒いです。南半球だと北に行くと赤道、南に行くと南極なので北半球とは感覚も違うのは当然。

貿易風
水色線が偏西風、黄色線が貿易風

スリランカは e-VISA が必要になりました

 航空券を手配した後で気づきました。現在はスリランカ入国に eーVISA が必要です。しかも日本人は今年4月末までなら無料特典があったとか。3月にベトナムではなくスリランカに行っとけばよかったかな。
  eーVISA の取得は下記の公式サイトでできます。
  Welcome to the official Sri Lanka eVisa Website に移動します
 バグが多いと評判が悪るかったのですが、トラタロウも支払いがうまくいかずロックされてしまいます。お問い合わせをしたら「別なメルアドでやってみて」とのこと。2回目でなんとか成功です。記入例などは下記のブログに詳しいです。
 日本一わかりやすい スリランカ e-visa申請 に移動します
 気をつけなければならないのはVISA用写真やパスポート顔写真ページを送るときのサイズ調整。トラタロウは普通のデジカメで撮り、調整もWindousのフォトで簡単にできました。
 

写真1
変更前、ちょっとサイズが大きい
写真2
変更後、問題なく送れるサイズ

 普通に撮った写真をVISAサイズにしたり、KBのサイズも簡単に変えられます。

びさ
eーVISA取得の証明書

 支払い、審査終了後このような文書がメールで送られてきます。念のため印刷して持っていきます。
 ひとつ良かったのが支払いでUS10ドルの手数料しか請求されなかったこと。有料になったと思っていたら、追って通知があるまで日本人の eーVISA 無料は続くとのことです。

※ ビザ免除ではありません。ビザ代免除(手数料はかかる)なので取得は必須。

海外旅行保険も掛けたいな

 トラタロウ幸いなことに63回にわたる海外旅行で大けが・大病はありませんでした。ちょっとした発熱・下痢・体調不良はありますが病院に行くほどではなし。でも何があるか分からないので海外旅行保険は常に掛けています(最低ラインだけど)。
 マレーシアからでは今まで使ってきた日本の保険会社は使えないので、マレーシアにある保険会社を調べました。結果「けっこう保険料高いじゃん」、もっと安い所ないの?となります。
 さがしていると「SOMPO」という言葉を発見? これ日本語?

 BERJAYA SOMPO INSURANCE のHPに移動します

 やはり「損保ジャパン」の関連会社でリーズナブルな保険商品も出していましたので購入。

保険1
行先、人数等を入れます
保険2
商品はエリートA~Cの3種類
保険3
最低限のCでいいや
保険4
Bぐらいにしてはどうですか、とススメられる
保険5
でもCでいいです

 あとは個人情報等を入力して支払いをするだけ。メールで支払い証明書が送られてきます。

保険6

クアラルンプールの中のスリランカ

 昔はセイロンと呼ばれていましたが、独立後スリランカ(SRI LANKA)と改名します。
「Sri」は「輝ける、聖なる」を意味するインド系の言葉で、インド系住民の多いKLでは地名やヒンドゥー教寺院名に多用されていますね。
 「 Lanka 」はセイロン島の古名です。古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』ではヴィシュヌ神の化身たるラーマ王子が、魔王にさらわれた妃シータを探しに行くのが「ランカー島」でした。
 この二つがスリランカの語源です。スリランカはシンハラ語ですがタミル語など南インドの言語と関連が深いのでしょう。

ラーマーヤナ
『ラーマーヤナ』を描いたインド絵

 人口の7%ほどを占めるインド系マレーシア人は、イギリス植民地時代に移住させられた南インド人(タミル系インド人)をルーツに持ちます。同じくイギリス支配下にあったセイロン島のシンハラ人が移住させられたかは知りませんが、KLにもそれなりの数のスリランカ系住民はいるようです。

寺院1
寺院2
国際仏旗を掲げるシンハラ人

 ブリックフィールズにある Buddist Maha Vihara Temple は市内最大のスリランカ仏教系寺院です。お釈迦様の生誕祭であるウェサックデーにはスリランカ系の人々が集まります。お祭りの様子はこちらをご覧ください。
※ お釈迦様生誕祭ウェサック・デーに行ってみた に移動します

 グーグルマップでKLのスリランカ料理店を検索すると10軒ちかくヒットします。その他にもフードコートに入っていたりします。
 ご飯もありますがイディアッパム(ストリング・ホッパー)という細身のソーメン的麺にカレーをかけた物がオススメ。南インドにもある食品なのでインド料理店にもあったりしますが。

イディアッパム
中央白い部分がイディアッパム

 24年ぶりに本場のスリランカカレーを楽しみたいですが、マレーシアよりさらに辛いはずなので恐ろしい。無事に戻りましたらブログ更新を再開します。

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この記事を書いた人

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