MM2Hの延長でプトラジャヤに行ってみた

　マレーシアに移住して２ヶ月たちましたが、同居人がパスポートを更新しているのでMM2Hビザの延長（新しいパスポートにビザを貼ってもらう）をしなければ。最優先事項ではなかったのでノンビリしてしまったが、そろそろ官庁の集まるプトラジャヤに行きます。

　※　このコンテンツの情報は2023年2/7時点のものです。１リンギット＝￥30で計算

※　2023年12/16からMM２H関連は入国管理局から観光芸術文化省に移管され、受付場所も観光芸術文化省（MOTAC）１Fに変更されました。詳しくは下記の記事をご覧ください。
MM２Hビザ受け取りに行ってみた（速報！場所が変わっていました）　に移動します

必要な書類は何？

　多くの先人が記録を残してくれているので、改めて細かくは書きません。
今回は　【2022年度版】パスポート更新による旧MM2Hビザ延長手続きについて　というコンテンツを主に参考にさせていただきました。

　MALAYSIA MY SECOND HOME (MM2H)　で入国管理局本部 (Malaysian Immigration Headquarters／Jabatan Imigresen Malaysia)のHPに移動します

　トラタロウと同じく自分でMM2Hを申請した方には、特に問題なく用意できる書類ばかりです。エージェントに依頼される方は、専門家が助けてくれるので問題ありません。
　自分で用意する時に少しとまどうのがこれでしょう。

Q、Applicant（メインの申請者）　による　Intention Letter　とは何？
A、Intention は意図、目的、ねらいなので「何をしてほしいのか」を書くだけです。きまった様式はありません。
トラタロウは
①　〇〇年にMM2Hをとりました。
②　配偶者が期限切れのためパスポートを更新しました。
➂　配偶者のMM2Hビザの延長をしてください。
④　昨年11月からクアラルンプールに住んでいます（別に無くてもよい）
⑤　パスポートNo、MM2HビザNo、住所、氏名、サイン、日付
　これを中学生レベルの英語で書いただけです。しかもプリンターが無いので手書きでした。
せめてサイズだけは他の書類と合わせようとしましたが、きれいなA4用紙が無く、ちょっとすり切れた紙にかきました。でも…問題なく通りました。
※エージェントがいる場合は書いてくれます。

　その他
・写真はピッタリのサイズでなくてもOKな場合が多いようです。極端に違うとダメだと思いますが。背景が青は絶対。
・他の経験者様が要求された、直近の入国スタンプのコピーは求められませんでした。無くても現地でコピーできます。

一番とまどったのが、こちらのブログ
MM2Hビザ延長　イミグレ行った話＃１〜予約の仕方　トラブルあり
でイミグレは予約が必要と教えてもらいました。日本大使館のHPか何かでも要予約とありました。
このコロナのご時世では当然でしょう。
STO2.0　というサイトで予約ができます。
諸データを入力できます…でも最後に送信するとエラーになります、何回やってもできません。
　調べたら、もう予約は必要ありませんでした。だったらSTO2.0に予約不要の旨を書いてくれよ！

どこにどうやって行くの？

　ＫＬ中心部からプトラジャヤに行く方法はいくつもあります。一番便利で速いのが、KLセントラルからKLIAトランジットでプトラジャヤ駅＋駅からタクシーかな。以前はこのパターンが多かったですが少し高いので、お金は無いが時間は有るリタイア組になったトラタロウは、安く行く方法を探ってみます。

　チャイナタウンの北東にあるバスターミナル　Hab Bas Pudu　からプトラジャヤ行きのバスが出ています。以前は沢山出ていましたが、現在はなぜか激減。でもT523という路線がありますのでこれでプトラジャヤ・セントラル駅に行きます。

　8:00発のバスは来ました。後日10:00前に通りかかつたので見ていたら10:00発のバスも来ました。やはり行き便は偶数時間のようです。

　プトラジャヤ・セントラル駅まで4.0リンギット（約￥120）。KLIAトランジットの２割以下の運賃で行けますね。KLIAトランジットはUS6.5ドルとなっていましたので約￥850。

※　2023年3/16～MRTプトラジャヤ線が全面開通しました。KL市内からプトラジャヤ・セントラルまでMRTで行けます。３月末まで開業祝いで無料で乗れます、行くなら今！
KL市内からプトラジャヤ・セントラルまでの料金は…無料でしか乗ってないので知りません。
７リンギットぐらいだったかな？
全面開通のMRTプトラジャヤ線に（無料で）乗ってみた　Part①P・セントラル編

　運賃は安いが時間は１時間20分～30分とKLIAトランジットの４倍以上かかります。プトラジャヤの北に位置する ioi CITY MALL に往復とも寄るのも時間がかかる一因です。
　官庁の並ぶ大通り　Persiaran Perdana も通りますが、今回は入国管理局本部の位置もよく分からないので終点のプトラジャヤ・セントラル駅まで行きました。駅からは運賃の確認もあるのでタクシーを使います。

　駅から入国管理局本部までは十数分、運賃1２.0リンギット（約￥360）でした。
　入国管理局本部の近くに丸ドーム屋根のモスクのような建物がありますが図書館のようです。バスで来て降りるときのランドマークになりそうです。

MM2Hの専用オフィスは５Fです

　入国管理局本部の建物に入るとすぐエレベーターホールがあり５Ｆに行きます。ＭＭ２Ｈオフィスに入ると受付があり、係官が書類をざっと見たあと番号券をくれました。

　オフィスの待合室は応接セットはあるが、椅子が少ないのが難点。待っていると番号のアナウンスがあり、東壁の掲示板にも番号と担当の窓口が表示されます。
　　　　　手順は
①呼ばれた窓口で目的を説明（トラタロウの場合は「配偶者のパスポート変更にともなうMM２Hビザの延長」）し、書類を確認してもらいます。書類の不足・不備があった場合は指示してくれるはずです。幸いトラタロウの書類に不備はありませんでした。
②書類が受理されたら待っていると、４番支払い窓口から呼び出しがあるので支払いをします。
現金は不可、カード払いのみ。以前は90リンギット/年だったのが、500リンギット/年と大幅値上げで涙です。でも、ろくに税金も払わずに住まわせていただいていますので、これぐらい安いものだと自らを慰めました。
➂また呼ばれたら受け取りです。領収書もくれます。

　午前中で終わらせる予定でしたが、前述したように7:00発のバスがなかったため入るのが遅くなりました。支払いまでは午前中にすんだのですが、受け取る前に昼休みとなってしまいます。
　でも昼休み後14:15に受け取れて終了です。

帰りのバスはあるのかな？

　往路のT523バスも降ろしてもらう場所の見当がつきました。

　ちなみに往復共にT523バスで、入国管理局本部近くで降乗車できれば往復費用は6.2リンギット（約￥186）ですみます。KLIAトランジットとタクシーで往復すると￥2420と試算したので１割以下と大変お得ですね。
　2023年９月にMM2Hの更新で入国管理局本部に行くので試してみます。