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2024 MIHAS で4時間も試食をしてみた

昨年とにているデザイン。毎年同じ感じなのかな?

 20回目となる MIHAS ( Malaysia International Halal Showcase )はイスラム教徒が飲食できるハラール食品に関する見本展示・商談・シンポジウムなどを目的とした催し。今年は 9/17~9/20 に開かれ、基本その道のプロしか入れませんが最終日のみ一般公開されています。
 昨年は3万8千人以上が来場、世界44ヶ国から1040社が参加。参加企業のかなりが自社製品の試食をさせてくれるため巨大試食会となっています。トラタロウも出かけまして4時間にわたって試食をしてきました。

※ MIHAS の公式HP に移動します
※ 昨年の様子はこちらをご覧ください
  2023 MIHAS に行ってみた(巨大試食会場でした)

目次

Halal(ハラール)とはなんでしょう

 ハラール(Halal)はアラビア語で「合法、許される」を意味し、ムスリム(イスラム教徒)が飲食可能な物。反対語は「違法、禁止」を意味するハラーム(Halam)です。
 イスラム教国では自国で販売される食品にハラールマークをつけることが多い。マレーシアでは JAKIM(ジャキム、マレーシア連邦政府総理府イスラム開発庁)が担当しており、食品や食堂にそのマークを見ます。

ハラール1
JAKIMのハラールマーク
ハラール2
市内スーパーの酒売り場
「TIDAK」は否定を意味します

 禁じられている飲食物の代表が「豚肉」「酒」なのは有名。KL市内にはこれらをタブーとしない華人(中国系)市民も多いのですが、スーパーなどでは豚肉・酒は別コーナーで売られ「ハラールではありません」という旨の表示があります。
※ 下戸のトラタロウは酒は買わないので詳しくないのですが、マレーシアは諸物価に比べ酒類が高いとか。豚肉も鶏肉に比べると高いな。

 ある食品がハラールであることの証明がハラール認証。日本の食品製造メーカーでもこの認証を取る所があるとか。将来宗教別の人口はイスラム教徒がキリスト教徒を抜いて世界1位になると予測されています。この巨大市場に参入するにはハラール知識と認証は不可欠でしょう。
 ※ 今回中国奥地の人口20万人ほどの地区(広河県)が出店していて驚きました。イスラム教徒(回教)が多い地域で「清真」は得意分野かな。

ハラール3
中国で「ハラール」は「清真」と表現します

※ ムスリムに配慮して機内食に豚肉が使われることはまずありません。例外は中国の国内線。時々これは「豚肉製品」ではと思われる食品が出ていました。最近はどうなのかな?

MIHAS はどこで開催されるのかな

 MIHAS の会場は高級住宅地、コンド、モールなどが多いモントキアラの一角にあるMITEC(Malaysia International Trade and Exhibition Centr)。公共交通機関の便は悪いですが、トラタロウは自宅から自転車で行き40分でした。

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