マレーシアでトラタロウが好きな食べ物がカリーミーです。華人のローカルフーズですが、鶏系の出汁、スパイス、ココナッツミルクの組み合わせがたまりません。中華系のフードコートがあれば一軒はカリーミーの店があるほど人気の現地食。
8 Best Curry Mee Spots in KL & PJ for 2023 という記事を見つけたのでチェックしてみると、近くにオススメの店があるではありませんか。徒歩圏内のチョーキットなので食べに行きました。
NO4カリーミーはどこにあるの?
クアラルンプールの下町チョーキットのど真ん中です。モノレール駅から徒歩1分、チョーキット市場から徒歩3分という好立地。チョーキット市場で買い物をしたあと寄るのも良いですね。
※ チョーキット市場はローカルな雰囲気の残るマレー系市場です
もうすぐ移転のチョーキット市場へ行ってみた に移動します
モノレール・チョーキット駅で降り、トゥアンク・アブドゥル・ラーマン通りの東側を南に100mも歩けば到着です。
NO4カリーミーは独立した店舗ではなく、Pusat Penjaja という建物の中にあります。Pusatは「センター」、Penjaja は「露天商・行商」を意味しますのでフードコートみたいな意味かな。
以前からありましたが、2023年にリニューアルオープンしました。
フードコートに入って右側の2軒目がNO4カリーミー。ちなみにNO4はフードコートの店舗番号のようです。
チョーキットはマレー系が多い地区でインド系ほぼゼロ、華人系(中国系)ちょっとだけという構成。このフードコートもマレー系の店・客層で、NO4カリーミーは唯一の華人経営店です。
メニューは6品のみ。他には飲み物だけで月曜~土曜 9:00から15:30の営業。
売りのカリーミーは看板の右端。「Mee Kari」となっていますが、これはマレー語の表現。マレー語では修飾される言葉が前にきます。
麺は中華麺・ビーフンから選択。付け合わせは蒸し鶏、油揚げ、魚丸とシンプル。はっきり言って麺も付け合わせもありきたりです。
ところがスープを飲むと驚き! すごくコクがあって美味しい。「滋味」という言葉が自然に脳裏に浮かんできました。添付の醤を混ぜるとさらにコクウマ度アップ。このスープを味わうだけでも来る価値があります。
このカリーミーの美味しさは基本のスープにあるとみました。では基本のスープを使う他のメニューも期待が持てるはず。後日Mee Sup (スープ麺の意)を食べてみたらこれも美味。塩ラーメンみたいな感じでいけます。
驚きは味だけではありませんでした。お値段も驚きの安さ。諸物価高騰で最近値上がりしてしまいましたが、それでもBIASA(普通盛り)で7.5リンギッ(¥263)、BESAR(大盛)でも8.5リンギッ(¥298)。
カリーミーは割と安定感のあるメニューで、どこで食べてもそんなにハズレは無いのですが、やはり評判の良い店は一味違いますね。
ああ、今度はアッサム・ラクサにチャレンジしてみましょう。
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