MENU

2024 KL のクリスマスを感じてみた

クリスマスの朝、教会のミサの様子

 イスラム教国ながら多民族・多宗教のマレーシアは、キリスト教徒も人口の9%を占めています。クアラルンプールはクリスチャンは6%台とやや少なくなりますが、11月の半ばから商業施設を中心にクリスマスムードに染まります。今年のクリスマスの様子を感じてみました。

クリスマスのデコレーションにあふれる街

 クリスチャンが少ない日本でも12月は街がクリスマス・デコレーションであふれますが、クアラルンプールはそれ以上かも。多くは信仰を伴わないコマーシャリズムのそれですが、街がクリスマス一色に染まります。

ツリー1
マレーシア最大?を自称する
30m台のツリー。
飾りが入る直前の様子です。
ツリー2
11月の始めごろから基部作業
ツリー3
完成しました
サンタ1
だんだんクリデコが増えてくる
サンタ2
サンタバージョンがあるのか?
赤い帽子をかぶせただけでした。
クリデコ1
いろいろな店舗がクリデコとクリセールを始めます

 日本ではさほど普及していませんが、マレーシアでは「くるみ割り人形」がクリスマスを象徴しています。クリスマスが舞台になるチャイコフスキーのバレエ曲が元ですね。
 「第九」の演奏会はマレーシアでは聞いたことがありませんけど。

くるみ割り人形
大きなくるみ割り人形
ダイソー
ダイソーのクリデコ商材
ドンキホーテ
ニューセントラル・ドンキの
ドンペン・サンタバージョン
バナー1
教会のバナーです
猫
猫もおめかしです
バナー2
マレー系政治家のおめでとうバナー

 マレーシアでは各民族・宗教の行事・お祭りの時に、各地の有力者や政治家が「祝○○祭り、おめでとう」という感じのバナー(横断幕)を張る習慣があります。
 クリスマスでも明らかにマレー系イスラム教徒の政治家がおめでとうバナーを出していました。多民族・多宗教国をまとめるのは大変なのかな。マレーシアも血縁・地縁・縁故が重要な社会なので、日頃のケアが大事ですね。
 ちなみにボルネオ島のサラワク州ムスリム37%に対しクリスチャン39%とキリスト教の方が多数派。分離独立運動があるか知りませんが、連邦政府も気をつかう地域みたいです。

バナー3
アンワル首相のもありました

クリスマス商品も売り出しです

 クリスマスの飾りや小物も売り出されます。日本は宗教に関係なくクリスマス・ツリーを飾ったりしますが、こちらのムスリムやヒンドゥー教徒はしないとは思うが。

ツリー4
ツリーが売られます
ツリー5
イブには5割引きになりました
クリグッズ1
トナカイのヘッドギア
クリグッズ2
クレシンはクリスマス・グッズ?
クリグッズ3
宗教色は出しませんが
このあたりがボーダーかな
クリグッズ4
BLIND BOX 販売中
福袋みたいな物?

 日本ではクリスマス・イルミネーションで飾る個人住宅もありましたが、マレーシアではまだ見たことはありませんね。

クリスマスのお菓子です

 マレーシアは旧英国植民地だったのでイギリス・スタイルが受け継がれています。クリスマスのお菓子も英国伝来「ジンジャーマンクッキー」。クリスマス・プディングもあるのかな?

ジンジャーマンクッキー1
人型が基本です
ジンジャーマンクッキー2
ツリー型もありました
ジンジャーマンクッキー3
靴下、手袋などバリエ多数
ジンジャーマンクッキー4
クッキーハウスも登場です

 日本のクリスマス・デコレーションケーキは日本独自の発祥で、かの不二家が始めたとか。
マレーシアにも一応クリスマス・ケーキらしき物はあります。

ケーキ1
これは日本風、
シャトレーゼですので
ケーキ2
ツリー型ケーキはいい感じ
でも緑色は何を使っているんだ?
ケーキ3
仏のブッシュドノエル風です
ケーキ4
これは飾りですね

クリスマスの朝でした

 12/25、教会の多いブリックフィールズに行ってみました。

ミサ1
キリスト生誕のバナー
カトリック系でした
ミサ2
ここは漢字表記が多い
信者も華人が中心
ミサ3
ミサに集まる信者
ミサ4
ブリックフィールズ南側の教会
ミサ5
ここもカトリック系
ミサ5
インド人信者が多いみたい
クリグッズ6
信仰用グッズ販売中

 年中夏で気候の変化に乏しいクアラルンプールでは、各宗教・民族の行事が季節感の代わりです。
 次はヒンドゥー教の豊穣祭ポンガル、続いて華人のお正月春節が来ます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『KLダイアリートラタロウ』お読みいただきありがとうございます。
姉妹ブログとして旅行と海外食生活をテーマにした『トラベルダイアリートラタロウ』https://tabivoyagetrip.blog/ もありますので、よろしければご覧ください。

コメント

コメントする

目次