マレーシアの100均 ２CO eco-shop を紹介してみた

　クアラルンプールには日本の100均 The DAISO があちらこちらにありますが、さすがに￥100ではなく5.9リンギッ（現時点のレート１リンギッ＝￥34で￥201相当）。　これに対してマレーシア版100均になるのが 2.4リンギッ（￥82）均一の店 2CO eco-shop 。　この価格で使い物になる商品が手に入るのかレポートしてみました。

2CO eco-shop はどこにあるの

　マレーシアの店舗では店の正面左上あたりに KEDAI（クダイ）○○という表示があります。これは店舗の説明で KEDAI は店を意味。KEDAI EMAS なら金製品の店になります。2CO eco-shop は KEDAI SERBANEKA（多用途の意）とありますので「雑貨店」というくくりかな。

　買った物が破損していた場合、３日以内であれば交換してくれるとのこと。返金はダメみたいですね。
※　マレーシアはほとんどの物に英語の説明書きがあるので便利。これがマレー語のみだったら不便ですから。

生活関連用品

　あまり精度が求められない容器類などの生活関連用品は使えます。密閉容器だとフタが緩い感じの物もありますがいれる物によるかな。

調理用具関係

　さすがに2.4リンギッで鍋・フライパン等はありませんでした。他の調理器具もペラペラな感じの物が多く、使えるけれどこだわる人には不十分です。木製品は好みの問題かな。消耗品はいろいろあってOKですね。

工具・修理関係

食品・飲料・菓子類

　袋物スナックも多いがほとんどマレーシア味。ポテトチップスの代わりにキャッサバチップスがあるのが東南アジアらしいです。

その他

　野菜のタネ、プランター、園芸土もあります。マンションのテラスでも家庭菜園ができますね。

　季節になるとマレーシアの民族・宗教ごとのお祭りデコレーション用具も登場。

　今回 2CO eco-shop をレポートして感じたのが、The DAISO ってレベル高いな、ということ。価格差もありますが 2CO eco-shop の商品に比べると品質がかなり上です。基本5.9リンギッと高いので、売れるのかなと思っていましたが、マレーシアでは高品質の店という評価があるようです。
　でも 2CO eco-shop も新戦略を展開し負けていない。

２CO plus でワンランクアップのお買物

　価格2.4リンギッではオモチャのような調理器具しかありませんでしたが、さすがに４～８倍もする高価格商品は品質も高く実用に耐えそうです。他の高価格商品も軒並みランクアップしていました。「安かろう悪かろう」という感じの 2CO eco-shop でしたが、新たな選択肢の誕生です。

　低価格だが品質低めの 2CO eco-shop ですがトラタロウはけっこう愛用しています。なぜなら低品質でも実用に困らない商品が沢山ありますので、こだわりが無ければ OK です。
　一番のお気に入りは工具・修理関係 で画像をあげた自転車用ミラー。ネタのつもりで買ったら意外なほど役立っています。ただしばらく使っていたら固定バンドが切れまして「安かろう悪かろう」の典型だと思いました。幸い結束バンドで修理できましたけど。