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2023後期・またフィリピン航空で一時帰国してみた

KLIA1で荷物積み込み中のフィリピン航空機

 年に2回ほど一時帰国していますが、後半はマレーシアに来て初めてのディパバリを見たいので、10月半ばから行って11月初めごろ戻れるようにしました。8月半ばよりお得な航空券を探し始めましたが、LCCでも直行便は思ったより高いし、預け入れ荷物料金がバカになりません。すると前半に使ったフィリピン航空でリーズナブルな航空券を発見。しかし問題も発生しました。
 マレーシアに戻ってから諸行事が多く、そのレポートを優先したので、これをまとめるのがだいぶ遅くなりました。10/24~11/7のお話です。
 

目次

FSCなのにお得なフィリピン航空…でも変更が多すぎる

フライト1
成田着だがそれはOK

 LCCは運賃は安いが受託荷物機内食座席指定ブランケットなどに別料金がかかります。フィリピン航空は上記のサービスが料金に含まれるFSC=Full Service Carrierですが、往復¥43100とお得な価格。前回は¥41200だったので少し高くなりましたが円安なので仕方がないでしょう。
 ただ夜マニラに着いて、乗り継ぎ便が翌日の午後、待ち時間18時間というのがネック。でもマニラで少し遊べると思えば問題ありません。

フライト2
帰路は待ち時間もOK…のはずでした

 ただ前回もありましたが、フィリピン航空はありえないほど予約後の時間変更が多いのです。今回は出発までに4フライト中3フライトに時間変更の連絡あり。
 変更①往路KL・マニラ間の便が遅れる…どうせ空港で寝るので問題なし
 変更②復路羽田・マニラ間が遅れて乗り継ぎ時間が1時間になる…なんとかいけるかな
 変更➂復路マニラ・KL間が早まり、乗り継ぎ時間が40分になるこれはさすがに難しいのでは?

同じターミナル内での乗り換えなので、セキュリティーをはさんでも40分で乗り換え可能かもしれない。でもそれは定刻に着いた場合。10~20分の遅れなどフライトでは当たり前なので、それが発生するだけで乗れなくなりますね。
 その場合後の対処はどうなるか。LCCだと怪しいがFSCなら後の便に振り替えてくれる可能性が高い。でもいつの便になるかは不明。
 いろいろ悩んでいると販売会社から「無料で変更できますよ」、と連絡が来たので前日の便に変更しました。すると今度はマニラでの乗り継ぎ時間は5時間と長すぎる。まあ、なかなか思うようにはいきませんね。

マニラ空港の寝心地はいかに

 自宅から無料バスGOKLでKLセントラル駅へ。駅から空港バス(15リンギット)で KLIA に行くのが最近のパターンです。
 ※ GOKLが外国人有料化してしまうようです。
 

バス
KLセントラル駅空港バス乗り場
熱帯雨林
熱帯雨林があるKLIA1

 前回の教訓から空港内で飛行機に持ち込む飲料は買いませんでした。なぜなら KLIA1 は出国時とゲートに入る前の2回セキュリティーチェックがあるのですが、ゲート前のチェックが厳しく、飲料は不可・放棄になるのです。
 ちなみにゲートに入ったあと売店や販売機は無し。機内に自前の飲料は持ち込めないことに注意。

セキュリティーチェック
ゲート前にセキュリティーチェック

 これも前回の教訓から右側窓席をリクエストしました。昼間天気が悪かったので今回はダメかな、と思いましたが幸い離陸時は雲無し。
 離陸してしばらくすると右手にプトラジャヤ官庁街の中心部が見えるのです。風向きなどでコースが変わるかもしれませんが、右側窓席がオススメです。

プトラジャヤ全景1
官庁街中心部、左上のピンクモスク分かりますか?
プトラジャヤ全景2
MM2Hの更新で行く移民局もよく見えました
プトラジャヤ全景3
プトラジャヤ全景、左下にMRT駅
プトラジャヤ全景4
ピンク・モスク、左手は首相官邸
機内食ビーフ
機内食ビーフご飯、けっこう美味
毛布貸出
機内ものすごく寒い、毛布必需です
マニラ夜
「翼よあれがマニラの灯だ」、もう通じない?
クリスマス・デコ
空港には早くもクリスマス・デコ

21:30にマニラ空港着。フィリピンが目的地ならどこかに宿を取るのですが、単なる通過地点なので空港で寝るつもりです。
 普通の旅行でも早朝のフライトや遅く着いた時は空港で寝るのがバックパッカーの流儀ですね。ちなみに日本国内の空港では成田・関空・羽田が寝やすい空港です。

ここで寝る
寝にくいマニラ空港

 寝やすい空港の条件は①間に仕切りが無く寝られるシートがある。②空調が効いていて適温である。➂不審者が入りこまず安全である、の3点。 ※②に関しては、使ったことは無いが関空では毛布貸出サービスまであるとか。でも冬場でも必要を感じないぐらい暖かです。

 ではニノイ・アキノ国際空港はどうか。
残念ながらワーストの方でした。①に関しては画像のように仕切りがあって寝にくいシート。実は数か所仕切りが無いシートがありゲットしたのですが、②がダメで撤退しました。
 南国あるあるですがマニラ空港もエアコン効きすぎで、防寒着持参にもかかわらず寒すぎて眠れません。まだましな出発ロビーの床で寝ました。
 ➂はOKですが搭乗券を持っていないと出発ロビーに入れない仕組みなので利用しにくいです。

 ちなみに今までに寝た空港で一番盗難が無さそうだったのが、1993年に行ったイスラエルベングリオン空港。テロ防止のため武装兵が常に巡回して泥棒など来そうもありません。
 翌朝空港建物の外に出るとシェルター(防空壕)がありました。盗難は無くても命の危険はあるかも。

シェルター
シェルター付きの国際空港です

マニラで遊んでから帰国です

マニラ市街
空港はマニラ市街地に隣接

 空港で一晩明かしましたが、日本行きのフライトは午後。時間があるのでマニラの市場やチャイナタウンに行ってみました。詳細は下記のコンテンツ参照。
ShortTrip①バクララン市場とマニラ市内に最安で行く方法
ShortTrip②マニラの下町市場バクラランに行ってみた
Shorttrip③マニラのチャイナタウン、ディビソリア市場に行ってみた 

ジープニー
空港からジープニーで出発
バクララン市場を
朝のバクララン市場
チャイナタウン
マニラのチャイナタウン
離陸
14:30離陸、20:00成田空港着
ポケモン
ポケモンキャラがお出迎え
空港バス

 成田から東京駅へは空港バス¥1300がリーズナブル。
これより安いのは京成の鈍行だが、この時間帯ではありませんね。そしてこの時間なら仙台行きの高速夜行バスに間に合います。早割で¥3600はお得だな。仙台には地下鉄も動いていない5時台に着いたので、実家まで8Kmを歩いて帰りました。

東京駅
東京駅丸の内に着、所要1時間20分くらい
八重洲口
八重洲口よりの高速バス、23:30発5:00着
仙台市
早朝の仙台市内、女子駅伝があるみたい

KLへの帰路です

晩秋
仙台は晩秋の雰囲気

 2023年10/26~11/6まで滞在。MM2H更新に必要な戸籍謄本を請求したり、買い出しをしていました。

メガド
ドンペン伊達政宗バージョンです
バナナの花
メガドでバナナの花発見
土産物
友人へのお土産、下はなまこ石鹸

 11/6(月)マレーシアに戻ります。高速バス(¥4000)で仙台から東京駅へ。前回は仙台→羽田空港のバスを利用したが、便が減っていて使えませんでした。

買い出し食品
買い出し品24キロ持っていきます
バス2
14:15発渋滞で20:00着でした

 東京駅から山手線(¥180)、京急線(¥330)で羽田空港へ。京急線品川駅ですごく短いエレベーターを使いました。改札口に上がる階段8段分の高さを上下するエレベーターは日本最短かも。
 ※ 調べたら高低差6~8段分のエレベーターはそこそこにあるみたい。車いす対策だとか。

エレベーター
8段分のエレベーター
深夜便
11/7 1:40発の深夜便でマニラへ
バクララン市場2
早朝マニラ着、乗り継ぎ便まで時間があるのでバクララン市場をぶらつく
離陸2
マニラ空港を離陸
マラッカ海峡
マラッカ海峡側から着陸

海に面したオレンジ屋根のコテージ群は何だ? グーグルマップを航空写真で見てみたらありました。 Avillion Port Dickson という4つ星のリゾートホテルみたい。

滞在
KLIA到着、また楽しく滞在したいですね

  今回の交通費
往復航空券…¥43100
仙台・東京バス往復…¥7600
成田・東京駅バス…¥1300
仙台・東京の電車・地下鉄…¥820
KLIA・市内往復…¥960相当
計 ¥53780
 前回は¥50520、ちょっと高くなりました。

この時期のクアラルンプール・東京航空券は直行便だと¥80000以上しました。東京・仙台往復も新幹線を使えば倍以上の金額になります。お金は使おうと思えばいくらでも使えるので、どれだけ節約できるかのチャレンジも面白いものです…体力のあるうちは。
 でも寒いマニラ空港で寝るのはもうしたくないかな。

※ 前回の一時帰国のようすはこちら
  フィリピン航空でリーズナブルに一時帰国してみた

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