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一時帰国でB級グルメにはまってみた

第1位の豚丼です、また食べたいな

 2023年5月に初めての一時帰国をしました。自転車で旅行をしたり、買い出しをしたりした記事をアップしていますが、半年ぶりの日本のB級グルメにもはまりました。
 

 クアラルンプールには寿司、牛丼、ラーメンと日本食屋はたくさんありますが、トラタロウは移住した最初の半年間、マレーシアの日本食屋には行っていません。
 一度だけ「元気寿司」のランチをいただきましたが、これは偶然宣伝用のフリーランチに出くわしただけですのでノーカンですね。
 詳細は下記リンク

元気寿司
元気寿司のフリーランチ

 ※ 全面開通のMRTプトラジャヤ線に(無料で)乗ってみた Part②気になる駅降車編

 なぜ日本食屋に行かなかったか
 特にポリシーがあった訳ではないですが
① 現地食が美味しすぎる。
 マレーシア移住の理由の一つが現地食大好き。マレー系、インド系、華人系、ママッ系とバリエーションも豊富で安くて美味しい!今のところ日本食屋に行くより現地食屋が優先です。
② 日本食は自分で作れる
 基本的な日本の食材・調味料は手に入るので、日本食は自分で作れます。正確にはトラタロウが好きで日本で作っていた料理はたいがい再現できるので、外食にあまり頼る必要がありません。
 ちなみにグラタン、スパゲッティミートソース、トムヤムクンなどは日本食ではないですが、トラタロウには日本の味です。

 一時帰国したら外食にはまりました
 こんな状況でしたが、一時帰国して自転車旅行に出たら当然ながら全部外食。そうしたら日本のB級グルメが美味しいではありませんか。日本にいる間にこれを食べなくてはと、外食にはまってしまいます。
 特に気に入った物がこの5つです。

5位 餃子

餃子事情1

 どこぞの有名店ではなく、誰でも知っているチェーン店の餃子です。でもこれがバカにできない味なのです。
 岩手に自転車旅行に行った時も、現地の町中華で餃子をいただきましたが、これは大外ハズレ。何がダメだったかというと皮が全然焼けていませんでした。餃子は皮で食べる物ですよね。焼き加減大事。

餃子事情2
実家の近所にありました
餃子事情3
なんと美味そうな焼き加減

 『王将』の餃子って具はあんまり入ってなくて、お世辞にも超美味しいとは言えませんが、皮はモッチリ、かつパリッとした焼き加減で満足できます。餃子定食だと12ヶもついてきて餃子心が満たされます。伊達に長年続いている訳ではないな。
 KLの中華でも餃子は何回も食べていますが、日本の焼き餃子とは似て異なります。中国本土の餃子はもっと違いますけど。

 ※ 中国の餃子事情についてはご覧こちらも下さい
   世界のB級グルメ/04 餃子 in 中国

4位 カツ丼

カツ丼1
安定の美味しさです

 これはKLで再現できていないメニューです。トンカツはできるのですよ。でもトラタロウ流は油で揚げず、オーブンで焼き上げるヘルシータイプ。
 この揚げないトンカツはトンカツとして食べる場合は問題ありませんが、コロモはのっかっている程度の状態なので煮る調理はできません。

カツ丼2
全国にあるのがありがたい

 また全国チェーンになりますが、『かつや』のカツ丼(梅)はコスパがいい。なかなかの味で割引券使用なら¥500切る値段なんてすごいです。
 KLでもカツ丼がメニューにある店はありますが、たいがいはトリカツ丼。ポークカツ丼だと『かつや』の3倍ぐらいします。

3位 豚骨ラーメン

とんこつラーメン1
よく見るとシャレが入ってます

 トラタロウは東北生まれですが、九州育ちでラーメン=トンコツです。昨年自転車で九州一周をした時には九州各地のトンコツ味を楽しみました。
 東北にはあまりトンコツ系のラーメン屋が無かったのですが、実家の近所に発見しました。しかもかなり本格的なやつが。

とんこつラーメン2
本格的な豚骨醤油系です
とんこつラーメン3
なぜかキムチのサービス

 何が本格的かというとやはり豚の骨を長時間煮込んで得られる白濁したスープのコク。ちょっとクセが強くなるのでタレとなる醤油との相性も大事になります。この店のスープかなり濃厚、濃いめのタレとの相性も良く九州育ちにも満足のいく味でした。替え玉ができるのも得点高いです。

2位 炸醤麺(ジャージャー麺)

ジャージャー麵1
トラタロの炸醤麺史上最高

 岩手に行った時に花巻で食べましたが、岩手名物の「じゃじゃ麺」ではありません。あれは中国の炸醤麺を基に、満州からの引揚者が日本流にアレンジしたもので、もう別の料理になっています。
 炸醤麺は中国ではありふれた麺類ですが、日本ではあまり出されません。ところが東北ではけっこう見かけます。引揚者多かったのかな。

 自転車旅行で花巻に泊まった時、夕食に訪れた地元町中華で食べた炸醤麺が美味。まだ若い店主が手早く作ってくれたそれは、特別な材料は使ってないのにアンの旨味が濃厚で、麺にからめると絶品、中国のそれを上回る美味しさでした。
 偶然入りましたが、後で調べると地元でも評判の良い店みたいです。

ジャージャー麵
『ドラゴンボール』かよ、
と突っ込みたくなる店名

1位 豚丼

豚丼1
ぶ厚いバラ肉

 トラタロウが長年住んでいた浜松には豚丼の美味しい店がありました。タレのしみた肉はバラとロースを半々に使いあきさせません。
 味だけではなく量もすごく多い、なのに値段は控えめ。「味よし、盛りよし、お値段よし」という理想的なお店。欠点は肉の量が多すぎてアゴが疲れる、というゼイタクなもの。

豚丼2
関西中心のチェーンみたい

 浜松のそれほど理想的な店はめったにありませんが、なにげなく入った豚丼屋が味的には匹敵するレベルでした。
 驚いたのがロースがぶ厚いこと。一見すごく脂っぽく見えますが、口に入れるとタレとからんでアッサリ食べさせます。

 今回様々なB級グルメを味わいましたが、美味しさにひかれ2回行ったのはここだけ。
 カルビ丼などそそられるメニューも出そうなので、また行きたいです。

豚丼3
そそられるメニューが多い

 意図した訳ではありません。食べた物を全部ピックアップしてベスト5を選んだ後に気づきましたが、全部豚肉メニューですね。
 マレーシアで豚肉に飢えていれば無意識にこういう結果にもなったでしょうが、豚肉も普通に買っています。中華街の市場で部位によりますがグラム¥100ぐらいなので、鶏よりは高いが魚よりは安いぐらい。
 なぜこうなった?

豚肉屋
中華街の豚肉屋

 思春期に太っていたので人よりも脂肪細胞の数が多く太りやすいと思います。普段は節制しているのですが、一時帰国ではリミッター解除。結果として1キロ以上太りました。
 戻ってダイエットに励んでいますが、今度はマレーシアご飯が美味すぎる。
 

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この記事を書いた人

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