年中夏のマレーシアには日本のかき氷に相当するABC やアンミツのようなチェンドルといった涼菓があり、南国生活の楽しみになります。
その中でも日本人に人気なのが、マンゴーかき氷であるマンゴーロー(Mango Loh)。ローとは中国語で西米と表記される、サゴヤシの樹幹から採れるデンプンを加工した物。まあ、タピオカパールの小粒なヤツと思っていただければ大きくは外れません。
マンゴーローを供する店は多いですが、名店として紹介されるのが記得食・K.T.Z FOOD。グーグルマップで検索するとKLに2軒あるようですが、より美味しいと評判が高いのが Kepong 店 。
郊外になりますが2023年3/16からプトラジャヤ線が全面開通したので、最寄りのKenpon Baru 駅に簡単に行けるようになりました。
MRTプトラジャヤ線Kenpon Baru 駅から記得食までおおむね400m、徒歩6~7分程度。
とりあえず駅から連絡橋で下に降り、右手の商店街を進みます。商店街の端にAmBankがあり、その先の緑地帯から大通り沿いに進めば記得食は右手にあります。
※AmBankのあたりで道路が2本平行して右に曲がるので少しとまどう所。車の通行量が多い大通りを行きます。
店はレジをはさんで左手がかき氷部門、右手が軽食部門という感じに分かれています。でも、どちらに座っても両方注文してもOkみたい。
看板に消費税6%とあり。消費税は一度できたが、その後廃止されたのでその名残?
かき氷はマンゴーの他にイチゴ、キウイ、小豆、メロン、アイスなどがあるようです。 〈21〉は写真を見るにマンゴーローにすべてのフルーツをのせた物かな?
お目当てのマンゴーロー、9.5リンギット(¥285、2023年3月の価格とレートで換算)。山盛りの細かい氷のうえから100%のマンゴーピューレ、サゴパールがどっさりかけられ、下には大き目の角切りマンゴーがゴロゴロ。
このボリュームと味でこの値段で良いのか、すごいぞ記得食。
※これでも値上がりはしているみたい。2015年ぐらいまでは7リンギットだったみたい。
トラタロウ的にはマンゴーローより小豆ロー(8.5リンギット=¥255)の方が気に入りました。氷に小豆とサゴパールがたくさん。 アクセントのナッツがピーナッツではなく、カシューナッツというところが得点高いです。ココナッツミルクが入っていれば完璧。自分で持ち込むか?
会計はレジに行ってテーブルNOを告げると計算してくれます。レシートを見るとサービス税という項目で6%加算されていました。
調べてみるとマレーシアにもサービス税はあるようですが、屋台的な店で請求されたのは初めて。他の店では内税にしているのか、関係ないほど売り上げがないのか不明です。
後日また訪れ点心系を食べてみましたが、値段の割に味も量も満足できませんでした。
一番高いロー系(15.8リンギット=¥474)はやはりマンゴーローにイチゴ、キウイ、メロンを追加しただけでいまひとつ。
この店で本当にオススメできるのはマンゴーローと小豆ローだけかも。
まあ、オススメがあるだけ立派なことです。
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