MENU

友人ご一家が来たのでKLを案内してみた②LOCAL・POINT編

インドよりインドらしい?インド人街ブリックフィールズ

 日本から友人ご一家がクアラルンプールに来られたので案内してみました。初日はKLの有名観光地に行くMUST・GO篇。2日目はガイドブックに載ってはいるけど、あまり行く人は少ないローカル色満載な場所に行ってみます。
 MUST・GOな場所であるペトロナス・ツインタワーがあるKLCCにも行きましたが、行く方法がローカルですね。ちょっと変わった場所を案内したい、行ってみたい方の参考になればと思います。

※ 友人ご一家が来たのでKLを案内してみた①MUST・GO編 に移動します
 

目次

①地元色コテコテのチョーキット市場に行ってみた

 バックパッカーであるトラタロウが海外に行った時、必ず行くのが現地の生鮮食品市場。旅行者が地元民の生活の一端に触れられる場所です。
 モールやスーパーがたくさんあるKLですが、ローカルかつ大規模な生鮮食品市場もありチョーキットプドゥTTDI が3大ローカル市場です。この中でチョーキット市場はアクセスしやすいマレー系の市場なのでオススメ。

GOKL
ブキビンタンからGOKLでチョーキット地区へ
渋滞時間だとモノレールの方が良かったかな?
でもGOKLだと無料です
地図1
すいていれば20分くらい
チョーキット
チョーキット界隈、左手前方はモノレール駅

 市場に行く前にチョーキットの下町を少し散策。歴史のある店舗や庶民向けの店が多い一角。トラタロウのウォーキングコースでもあります。

薬局1
昔ながらの中華薬店舗
薬局2
薬箪笥が歴史を感じさせる
ロティチャナイ
定番朝食ロティチャナイをのばす
巨大豆
巨大豆販売、けっこう高い
チョーキット2
右手にペトロナス・ツインタワーを望む市場南口

 チョーキット市場は華人(中国人)の店も少しありますが、ほぼマレー系の市場。フルーツ、野菜、肉、魚に分かれていて早朝からにぎわうが、午後は閉める店がだんだん増えてくるので、行くなら午前中がベスト。

チョーキット3
フルーツ売り場に通じる北口
チョーキット4
KLでフルーツを買うならここ
ロンガンが旬でした
チョーキット5
熱帯野菜があふれる通路
チョーキット5
魚はけっこう高いです

 生鮮食品市場はウエットマーケットと呼ばれます。肉・魚売り場は溶けた氷水や汚れをながす水で床がビショビショなため。間違っても良い靴を履いて行かないように。

チョーキット6
苦手な人は注意、肉売り場に牛の首
チョーキット7
ドリアン屋、品種を選ばなければ10リンギット
(¥310)から食べられます

 チョーキット市場でお買い物
 調理が不自由な旅行者が野菜・肉・魚を買うのは難しいですがフルーツなら可能。手で簡単にむけるランブータンロンガンマンゴスチンやパック売りされているジャックフルーツドリアンならOKですね。
 計り売りが主なので表示が無くても「ハウマッチ?ワンキロ」とでも言えば1Kgあたりの単価を英語で答えてくれます。ほしいだけカゴに入れたら重さを計ってくれるので一緒に確認。キロ単価×重さの値段を言ってくれます。
 トラタロウは週一ぐらいのペースで買いに行っていますが、外国人だからと露骨にボラれたことはありません。フルーツのキロ単価はKLで一番安いかも。
※販売されているフルーツの種類は季節により変わります

ランブータン
ランブータン
ロンガン
ロンガン
マンゴスチン
マンゴスチン
ジャックフルーツ
ジャックフルーツ

※ チョーキット地区は旅行ガイドブックに治安が悪い地区、と書かれていることもあります。でも現実には早朝~日没前までなら全然問題ありません。現地人しかいない地域なので夜は怪しげな雰囲気の場所もありますが、陽のある間はOKです。ここを生活圏の一部としているトラタロウですが、移住して9ヶ月なんら危険は感じません。
 人混みのある地域ですのでスリ、引ったくりの危険はあるでしょうが、それは観光地ならどこでも同じ。観光客はやはり現金・貴重品を持っていますので狙われます。

②カンポン・バルは都会のオアシス

カンポンバル1
一戸建て住宅がほとんどのカンポン・バル
地図2
チョーキット市場から500mほどで入口

 カンポン・バルは高層建築が多いKL中心部の中で、オアシスのように残る緑豊かな、一戸建てが主流のマレー系住宅地。大都市KLの中とは思えないカンポン(村)のような雰囲気を持つ場所なのです。

カンポンバル2
近年建てられたカンポン・バル門
カンポンバル3
夜はライトアップされるのだ
カンポンバル4
門から入ると両側は飲食店街が続く
カンポンバル5
高床式の一戸建て住宅

 カンポン・バルとは「新しい村」という意味。1900年代初頭に農業地として開発しようとしたのが始まりで、都市化の進行と共にマレー系住民の住宅地となりました。
 大都会の中心部に奇跡のように残る、昔ながらの雰囲気を残す場所。西側入口付近は観光客を見込んで飲食店が整備されましたが、東側には住宅地が広がっています。

カンポンバル6
顔をあげればKLCCの高層ビル街が間近に見える

 カンポン・バルの魅力は新・旧のギャップ。マンゴー、バナナ、パパイヤが庭木となる一戸建て住宅地を歩くと、どこぞの農村を散歩しているような気分。でも顔をあげると高層ビル群が間近に見えるのが不思議です。
 この景観を守るためカンポン・バル内の土地の売買・開発は制限されているとか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

『KLダイアリートラタロウ』お読みいただきありがとうございます。
姉妹ブログとして旅行と海外食生活をテーマにした『トラベルダイアリートラタロウ』https://tabivoyagetrip.blog/ もありますので、よろしければご覧ください。

コメント

コメント一覧 (2件)

  •  友人一家が来たのでklを案内して見た①を、見せてもらいました。 私も86歳で頭もかなり衰え、記憶力も衰えた中でのコメントです。
    私がこの投稿を見て、感じることはklはどんな町なのか、どんな施設があるのか、どんな商店があるのか、どんな商品や食品がどのように売られているか、どの様な人達が行き来しているのか、どんな楽しみがある街なのか、住人さんたちはどんな楽しみを求めておられるのか。こんなことを理解出来て、楽しめたのを嬉しく感じています。

    • コメントをありがとうございました。
      クアラルンプールは比較的新しい都市で歴史はあまりありませんが、3民族が共存する興味深い街です。
      またKLのいろいろな場所を紹介したいとおもいます。

コメントする

目次