マレーシアで使っている銀行はありますが、他の銀行の口座がもあった方がいろいろ便利なので、別な銀行の口座を作ってみました。銀行はパブリック銀行を選択。理由は単純、なんと日本語で口座開設に対応してくれるのです。英語力のあやしいトラタロウには魅力的でした。
※ 原則マレーシアに住めるビザを持ってないと口座開設はできません。
パブリック銀行はどんな銀行かな
初めてその名を聞く人が多いでしょうが、マレーシア在住者・旅行者はその本店ビルは知っているかもしれません。ペトロナス・ツインタワーを見に行った人は、確実にパブリック銀行本店ビルも見ているはずです。
クアラルンプールのシンボルであるペトロナス・ツインタワー対面にある特徴的なビルがパブリック銀行本店。画像を見れば「ああ、あれか」と思われる方も多いはず。
国内に264店舗を持つマレーシア第3位の銀行で、りそな銀行とも業務提携をしているため本店には日本語を使えるスタッフがいるジャパンデスクがあります。
パブリック銀行を選んだ別の理由は近いこと。トラタロウのウォーキングコースのひとつでもあります。
ウォーキングがてら本店に行って受付に日本人の口座開設を尋ねたら、日本語のできるスタッフがメールで要項を送ってくれるとのことでした。
口座開設に必要な情報です
メールで必要な書類と情報の一覧が届きました。
パスポート、ビザ、MM2H承認レターはスキャナーが無ければ、写真でOK。ただ写真はJpegという形式だが、PDFで送れとのこと。
※ JpegをPDFに変換するには変換ツールが必要ですが、ネットで無料インストールできる物がたくさんあります。トラタロウはPDF24という無料ソフトを使っています。写真はサイズが大きいのでメールに添付する場合はサイズを小さくしないと送れない場合があります。
必要情報を送ると一週間ほどで準備ができた旨のメールがきました。必要な物を持って本店に出かけます。
出かける前に考えておくと良いこと
どの銀行でも同じだと思いますが、口座開設時にパーソナルネーム、ID番号等を決めて入力します。小文字大文字、記号、数字など組み合わせのパターンがありますので、いくつか候補を用意しておきましょう。用意無しにその場で考えると混乱します。
口座用、ネットバンク用、モバイル用など複数必要になる場合もあるでしょう。
パブリック銀行ではその他にパーソナル・ログインフレーズ(確認の為の名前みたいなもの)とニックネーム(モバイルではこの名前が使われていました)も求められました。
そのほかに名前・地名・国名・食品名などもアルファベット表記でいくつか用意しておくと安心。これは確認のため「秘密の質問」を設定する場合があるからです。
例 ・父親(母親)の名前はなんですか
・初めて行った外国はどこですか
・生まれた場所はどこですか
・好きな食べ物は何ですか などなど、複数から選べます
メールで本店に行く日を予約して行きます。当日は諸設定、ID等の設定、ネット・モバイル銀行の試しログインなどをし、約1時間で完了。担当は華人系のおねえさんでしたが、日本語能力も高く問題なく新口座開設です。
定期預金も作りました
今の銀行から少し預金をパブリック銀行へ移すことにします。定期預金をひとつ解約しようとやり方を調べたら「できない」という記述を発見。そんな馬鹿なと調べたら、できるけれどペナルティが発生するようです。
銀行に行って聞いてみると期日前に解約すると利子が無くなるみたい。更新して1ヶ月ほどの定期預金なので、たいした額の利子ではありませんが無くなるのは悲しいですね。でも今回は無くなる利子を上回るメリットがありました。
マレーシアの銀行では新規入金を定期にすると利子が高くなるキャンペーンが時々あるようです。ちょうどパブリック銀行はキャンペーンをやっていました。
この利子なら1ヶ月分の利子を捨ててもトータルでお得です。定期預金をひとつ解約し、資金をパブリック銀行に入金します。
またパブリック銀行に行きましたが今度は日本語サポートは無し。でも「I‘d like to make a fixed deposit on campaign」で通じまして、無事定期預金も完成です。
さすがに日本語が通じる場所は少ないですが、英語で何とかなるのがマレーシアの良い所。マレー語のみだと大変です(アルファベット表記なだけタイ語などよりはマシですが)。
その反面マレー語の習得がおろそかになるのはマレーシア在住者あるあるですね。
※ 諸情報・条件は変更される場合がありますので、必要な場合はパブリック銀行HP等で最新情報をチェックするかジャパンデスクにお問合せください。
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