3月上旬から3週間ほどベトナムに行ってました。帰ってきたらクアラルンプールはラマダン(イスラム教の断食期間)真っ最中。ムスリム(イスラム教徒)は日中は飲食禁止なので、マレー系の飲食店は開店休業状態です。
この時期 KL のあちらこちらで飲食物屋台が並ぶラマダンバザールが開催されます。日中は飲食できないので、お持ち帰り専門ですがマレーシアの風物詩ですね。
KL市内でもカンポンバルやブキビンタンのラマダンバザールがありますが、有名所のひとつTTDI のラマダンバザールに行ってみました。
※ 2023年のカンポンバル・ラマダンバザールの様子はこちら
2023ラマダン・バザールに行ってみた①カンポン・バル編
TTDI ラマダンバザールの行き方は
TTDI は大規模な市場もある住宅地域で、MRTカジャン線の駅もあるためKL中心部からもアクセスしやすい所。
TTDI は Taman Tun Dr Ismail の略で「ドクターイスマイル氏の庭園」という意味かな?副首相や駐米大使を務めた政治家みたい。
初めて訪れる場所はたどり着けるか心配になりますが、TTDI ラマダンバザールはすごく簡単。駅前の道をひたすら北上するだけでした。
どんな飲食物があるのかな
お持ち帰り飲食物ONLYですが、どんな物があるのかチェックしてみました。このバザールだけでマレーシア定番飲食物のかなりをカバーできます。
※ ロティチャナイはマレーシアで生まれたインド系料理で朝食の定番。
具を変えることで様々なバリエーションができるマレーシア美味しい物のひとつ。
世界のB級グルメ/07 ロティチャナイ in マレーシア をご覧ください。
マレーシアの伝統菓子は米粉を使った物が多く、お餅や「ういろう」のような食感でとても日本人向き。ただしココナッツミルクや黒糖のようなヤシ砂糖も使いますので、その味、香り、食感が苦手だとダメですね。
ココナッツミルクと餅系の組み合わせは慣れるととても美味しいのでお試しを。
ラマダンバザール雑景
カエルの着ぐるみに空調服が組み込まれていました。空調服は服にファンをセットして風を内部に送り込み、気化熱で涼しくする仕組み。その開発にはマレーシアも関係しているそうです。※下記の記事をご覧ください。
すべてはここから始まった 空想を愚直に追いかけた2人が語る『空調服®』の開発秘話
だんだん人が増えてきて気づきましたが、ここのラマダンバザールはムスリム以外の人がかなり多い。インド系はあまりいませんが、華人系が多く白人ツーリストもかなりいます。
マレー系の居住区カンポンバルのラマダンバザールは客のほとんどがムスリムでした。
ここTTDIは多くの民族の居住区であることや、アクセスのしやすさで観光客が増えていったのでしょう。それもあってか飲酒物の値段が少し高めな気もします。基本的にラマダンバザールはお祭りなので、飲食物価格は高い傾向がありますが。
続・どんな飲食物があるのかな
見た目インパクト最強4選
お祭りバザールなので見た目で客を引き付けるのも大事。
左からポピア(6リンギッ=¥186)
ケーキ仕立てのアポンバリ(6リンギッ)
サテ4本(7リンギッ=¥217)
麺入りバクラバ(8リンギッ=¥248)、これが一番ハズレ。作っている時は麺入りなので広島風お好み焼きみたいでそそられた。でも食べると麺の食感はゼロ。入れなくても変わらないよ。
今年のラマダンは 4/10 までですので、ラマダンバザールが開かれるのもあと僅か。一度訪れてみると楽しいですよ。
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